story

浮き足立つ春の陽気の中。
始業式のすぐあとに、この学校に通う生徒が一人死んだという内容の集会が行われた。
生徒一同、黙祷を捧げる。

煉 「同じ学校の生徒か・・・。でも他人だ。私にとってはただの“他人”」
(別に、自分が薄情だなんて思わない。誰だって知らない人間に対してはこんなものだろう)

新しいクラスでスタートした新学期。
教室には“何か”の気配。

煉 「・・・・・・・・・・・・誰」
純 「“誰”って、ひどい言いぐさだなー。一応さっきの集会の主役だったんだよ?」

そこにいたのは、死んだと報告されたはずの同級生──・・・の幽霊だった。

こうして始まった高校2年生。
主人公はこの1年、どう過ごす───?

world view

現代。
日本のどこかにある私立高校『飴色学園』、通称“飴高(あめこう)”。

主人公視点で、攻略対象との対話を読み進めていきます。
たまに出てくる選択肢の選び方によって、たどり着く結末が変わってきます。
死の描写があります。苦手な方はプレイしないでください。